『Project Shaz』がトレパク疑惑で炎上
ゲーム開発事業を手掛けるTVTの新作ゲーム「Project Shaz」のキャラクターデザインに、同社が権利を持たないイラストと同じ構図のものがあったと謝罪した。
問題のイラストは、企画者とデザインの方向性を探るために、内部資料として作成したイメージラフだったという。イラストは画像を切り貼りしてレタッチする「フォトバッシュ」という手法で作成。同社が権利を持たない画像も使い、ポージングやボディーラインはそのままになっていた。
公式がパクリも認め謝罪
株式会社TVT代表の保井俊之です。
先日公開した『Project Shaz』のキャラクターデザインにつきまして、状況と今後の対応について説明させていただきます。
2022年5月24日のプロジェクト公開で、皆様から多くの反響をいただき、誠にありがとうございます。その中で添付したキャラクターイラストについて、当社が権利を持たないイラストと構図が一致しているとのご指摘をいただきました。
まずは、この件でお騒がせし、皆様にご迷惑・ご心配をおかけしたことを深くお詫び申し上げます。
当該のキャラクターデザインについて
担当のイラストレーターに実際にどういった作業が行われたのかを確認いたしました。
通常、デザインについては、一から書き起こすのですが、今回、内部資料として企画者とデザインの方向性を探るため参考にした画像から切り貼りしてリタッチするフォトバッシュという手法を使ってイメージラフの制作を行いました。
その過程でポージングを含めボディーラインをそのまま使用してしまったという経緯になります。
内部向け資料だったとしても権利がクリアになっていない画像を使った上記制作方法は、不適切だったと認識しております。
公開に至った経緯について
問題となっているイラストについては、本プロジェクトが企画段階ということもあり、内部資料用のデザインとして当該キャラクター一覧を作成しておりました。
今回、情報公開を行う際に制作手段について担当イラストレーターに確認を取らず公開可能なデザインであると誤解してしまった結果、内部資料用のデザインを情報として公開するに至りました。
制作および情報の確認フローが甘く問題があったことは全て保井の責任です。大変申し訳ございません。
対応について
公開してしまったキャラクターデザインについては、権利を保持している関係各所に謝罪の上、経緯を説明し誠心誠意対応いたします。
今後について当該キャラクターデザインは使用せず、内部用、外部用問わず新規でのデザイン作成を行うことを約束いたします。
また、今回一番の問題である確認フローについては担当間でのコミュニケーションを徹底し同様の問題が発生しないよういたします。
TVTとは
TVTは、ゲーム「GOD EATER」シリーズや「フリーダムウォーズ」に携わったクリエイターである保井俊之氏が代表取締役を務める会社で、2019年に創業。
Project Shazは、新作のマルチプレイアクションゲームとして開発中であることを24日に発表したばかりだった。
プレスリリースで公開されたキャラクター画像
指摘されたトレース疑惑のキャラクター画像
SNSの声
・社内用プレゼン資料だとしても ゲームのキャラという物語の根幹で、こんなに沢山人様のキャラを流用してる所に、製作者のプライドは??と思ってしまう
・内部資料用にとりあえず作っただけなのかあの立ち絵は…
元を知らんかったけど比べたら確かに似とる(›´ω`‹ )
・正直全体的に既視感あるキャラばっかなんだよな・・・
・お願いだからGOD EATERやフリーダムウォーズの顔にトレパクなんていらんことで泥を塗るようなことはしないで欲しかった…
・既存キャラから影響を受けてキャラデザを練るのは全然いいけど、その資料を外に漏らさないようにちゃんと管理してくれと思った
・いや内部資料だから良かったとはいえ、それを本資料と出してしまった部分…確認作業怠ってたのがアレやな…