1万円で生涯食べれる令和納豆がパス剥奪に反論
クラウドファンディングの1万円支援の返礼品として生涯納豆が食べれるパスが話題となった。
これは令和納豆が開始したクラウドファンディングで、昨年行われたクラウドファンディング。クラウドファンディングには1200万円が集まり目標金額の300万円をかなり上回っていた。
支援コースも3000円の物から5000円、1万円の物とあったがダントツで人気だったのは「納豆ご飯セット一生涯無料パスポート」。このパスポートには1000人が支援しこれだけで約1000万円が集まったことになっている。
ただこのパスポートが次々と剥奪されるという騒動が起きている。「9000円分パスポートを使い続けたら剥奪された」、「信頼関係が損なわれたため剥奪された」という声が挙がっている。
「無料パスポートの権利失効に関する一部報道につきまして」
そんな令和納豆は6月1日付けで「無料パスポートの権利失効に関する一部報道につきまして」という発表をウェブサイトに公開した。
ネット上で騒動となっている令和納豆の生涯無料パスポート剥奪について「クラウドファンディングの思想と法律に基づいた信頼関係の構築を重視しております。その為、支援者の皆様には初回の利用時に当店が制定した利用規約をご説明差し上げ、同意いただけなかった場合はその場で返金、同意いただけた場合にクラウドファンディングのリターンである権利の有効化」としており、初回利用時に規約を説明したと言う。
パスポートの剥奪については「今回、パスポートの権利の失効を行なった所有者の方には、利用規約に同意をいただいておりました。しかしながら、ご来店の度に従業員の配席案内に従っていただけなかったり、ご注文の順番をお守りいただけなかったり、アンケートへの不誠実な対応をされたり、信義誠実の原則上の注意事項に違反する行為が多くございました。その都度お声がけをさせていただいたものの、残念ながらご理解を得ることができませんでした」と剥奪の経緯を説明。
また次のような人も権利を失効したという。
- 従業員に対して罵声を浴びせ、退店時に当店の看板を破損させ、当店に損害を与えた方。
- 従業員を罵ったことで、複数のお客様が退店され、当店に損害を与えた方。
- 入店時の列や会計待ちの列に強引な割り込みをし、他のお客様に不利益を与えた方。
令和納豆側はこのような剥奪を「詐欺行為」や「一方的な剥奪行為」に当たる内容でないことを弁護士事務所に確認しているという。それだけでなく令和納豆に対する事実と異なる投稿、捏造、誹謗中傷、脅迫に対しては法的手段を検討するとのことだ。