中国 フォートナイトもサービス停止
中国版『フォートナイト』は10月31日(日)、同サービスの提供を11月15日(日)に終了すると公式サイト上で発表。
人気タイトルの『フォートナイト』だが、中国向けには、11月1日(月)には新規アカウントの登録受付を終了し、15日時点で国内サーバーへのログインが不可となる形。
ゲーム規制が背景にある
サービス終了の経緯について具体的な理由は明かされていないが、厳しさを増す同国のゲーム規制が背景にあるのではないかと推察する声がSNSでは多くみられた。
2021年9月より平日のオンラインゲームへのアクセスが禁止され、プレイ時間を金曜、土曜、日曜および祝日の20時から21時に定める「ゲーム制限令」の対象になっている。
中国のゲーム製作で禁止される要素一覧
中国政府「家庭で国や社会主義の素晴らしさ子供に教えろ」
法律では、子どもの過重な学習負担を避けるほか、インターネットに夢中になることも防ぐため、保護者は勉強や休憩、スポーツなどの時間を合理的に割りふらなければならないとしています。
また、子どもたちが共産党や国、社会主義を愛し、中華民族として意識を高めることなどを家庭で教えるよう求めるとしています。
そして保護者が家庭での教育を怠った場合、地域の学校や自治組織などが忠告や指導ができるとしています。
中国政府はこのところ、学校での宿題の量や学習塾の時間を制限したほか、未成年者のオンラインゲームの利用を制限するなど相次いで規制を打ち出していて、今回の法律で、家庭での教育についても国が管理する姿勢を示した形です。