ニュース

保育園バス5歳児放置死亡事件 | 園長は園長職は退かず

園長は園長職は退かず

福岡県中間市にある認可保育園の私立双葉保育園で送迎バス内にいた園児の倉掛冬生(とうま)ちゃん(5)=同市=が熱中症で死亡した事件で、園は31日午後6時から事件後初の保護者会を開いた。予定の1時間を大幅に超える2時間後の午後8時過ぎに終了。園長は「いつもできていたことができなかった」などと謝罪する一方で園長職にとどまると説明。保護者からは「納得できない」との声が相次いだ。

降車作業中泣いていた別の園児をあやしていた

バス到着後、40代の女性園長と一緒に降車作業に当たった女性保育士が県警に「車内を十分に確認しなかった」と話していることが31日、捜査関係者への取材で分かった。

2人は作業中、バスの中で泣いていた別の園児をあやしていたことが市への取材で既に判明。