3冠ヘビー級王者ジョシュアが4団体統一希望
3冠(WBAスーパー、WBO、IBF)統一ヘビー級王者アンソニー・ジョシュア(31=英国)が初防衛に成功した。挑戦者となるIBF同級1位クブラト・プレフ(39=ブルガリア)を9回2分58秒、KO勝ちを収めた。右ストレートをプレフのあごに打ち込み、キャンバスに沈めた。昨年12月、アンディ・ルイス(米国)にリベンジし、3つのベルトを取り戻して以来のリングで快勝した。
会場に集まった約1000人の観衆に感謝を込めて頭を下げたジョシュアは「自分が対戦したいベルトを持っている人なら誰でもやりたい。それが(WBC同級王者)タイソン。フューリーなら、タイソン・フューリーでいい」と4団体統一戦を希望した。
フューリーがジョシュア戦を心待ち
ジョシュアから名前を挙げられたWBC同級王者タイソン・フューリー(32=英国)はジョシュア-プレフ戦後、SNSを更新して反応。「ファイトが欲しい。次の試合が欲しい。彼(ジョシュア)を3回以内にKOする。KOするのが待ち切れない」などと投稿した。
またフューリーをプロモートする米プロモート大手トップランク社のボブ・アラムCEOは「1971年のアリ-フレージャー戦以来最大のヘビー級世界戦の舞台が設定されるようだ。フューリーとジョシュアが誰もが認める王座(4団体)を懸けて対決する。