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SHELLY「離婚は離婚寝耳に水だった」

連載開始とほぼ時を同じくして、シングルマザーになりました…!

私にとってまさに青天の霹靂、寝耳に水の夫の発言でした。

たしかにケンカはよくしていたし、「ちょっと頼むよ」と思うこともあったけど、夫のことは好きだったんです。家族でちょうど引っ越し先を探していた矢先でもあり、私にとっては本当に突然でした。

そう言われたとき、夫はこれまでになく引くほど冷静で、ただただ「離婚したい」と。

私も、周囲にたくさん相談しました。夫とも何度も話し合いました。でも、誰も「離婚しないように、がんばって乗り越えて」とは全然言わなかったんですよね。

話せば話すほど、みんな離婚への扉を開けてくれた。

思い返せば、2人目が生まれてからなんとなくうまくいってないと感じていました。2人目が生まれてから産後うつっぽい時期があったのですが、1人目が生まれた直後よりも、むしろ助けてもらえる度合いは減ってしまって。でも、夫もテレビディレクターですごく忙しかったのは事実で…。

女性って、結局それに対応しちゃうじゃないですか。

その時に仕方ないと、一つ一つの問題をなかったことにしていたなって。

夫のことは、好きは好きだったんです。でもケンカのたび、別れる直前のカップルみたいだなとは薄々感じていました。

平々凡々だと思っていた暮らしの中で夫が離婚と言ってきて、最初ひどい!と思ったけれど、夫も勇気が要ったと思う。

今は、言ってくれてありがとう、彼が私を起こしてくれたなと感じています。

最終的に判子を押すタイミングで話したいと言われて、何だろうと思ったら、「すごく残念だけど、今までのことを感謝しているし、ありがとう、ごめん」と謝ってくれて。

ここでちょっとでも彼に気持ちが残っていたらすがったかもしれないけど、「お疲れ!」ってハグして、私も今までありがとうという気持ちで清々しく別れられました。

彼はずっと気づいていたんですよね。彼がこのタイミングで言ってくれて、早めに切り上げられたから、相手を嫌いにならずに済んだと思う。これで5年10年一緒にいたら、「呼吸がうるさい」位になったかもしれない(笑)。

離婚した今は、実はすごい幸せだし、楽です。

夫は週1回以上、子どもたちを預かっているから、離婚前より私は自分の時間が持てていて。

離婚後のほうが、彼はすごいいいお父さんになったと思う。

離婚前は、夫の仕事が忙しすぎて、休日は寝ている夫を置いて私たち親子だけで公園に行ったりしていました。どこか出かける時も荷物は全部私が準備して、出先でもご飯の時間やおやつの時間、トイレなど全部私が段取りしていました。

でも今は、週1回は元夫に子どもたちを託してさよならだから、彼は全部自分でやらないといけない。

娘たちは3歳と1歳。大変だと思うけど、今まで知らなかった楽しみも味わっているみたいです。この間なんて、初めて下の子が、パパから離れたくないと泣いたりして。

育児にあまり積極的でない世のお父さんたちも、参加すればするほど楽しいのに、やればやるほど返ってくる数少ないものの1つだと思うのに、やってもないのに子守は面白くないと言わないでほしい。

娘たちには、別々で暮らすことをどう説明するか最初は悩みました。

英語だと、離婚に関する、それぞれの年齢層にあった絵本がいっぱいあったんです。

私が読んだのは、『Mom’s House, Dad’s House』という絵本。

お母さんの家にはピンクの扉、お父さんの家は黄色の扉と淡々と話していく絵本なんですが、お母さんの家にはペンギンのナイトライトがあると書いてありました。

そこで娘が「私はウサギのライトがいい」と言ったのですぐネットで探して。「寂しくなったらパパに電話すればいいよ」となるべくポジティブに説明しました。

引っ越す2、3週間前に初めてこの本を読んだ後、娘が私をギュッと抱きしめてくれたんです。

それで、娘もちゃんと理解してるんだって。

元夫は、これからも一生付き合って子育てをする仲間です。

子どもたちの誕生日会も一緒にやろうと話しています。子どもたちが大人に気を使うことを一番避けたいので、この関係性を保てたらいいなって。

私の父親も、元夫に「これからいい父親になれ」と言ってくれたらしくて。

そんなこんなで、嘘のような話なのですが、みんなすごく平和に別れられたんです。

離婚してからのほうが、夫はすごく優しいし、子どものこともすごく頑張って向き合おうとしてくれているのを感じます。

これからの子どもたちの進学も何もかも、2人で話し合って決めたい。

それぞれの家庭の事情もあるし、離婚をみなさんに勧めているわけじゃないけど(笑)、私はとりあえず幸せで、こういう形の家族があってもいいよねって。今はそう思っています!

SHELLY、テレビマンと離婚

2014年にテレビ番組制作会社に勤務する40代の男性と結婚したタレントのSHELLY(35)が離婚したことが16日、スポーツ報知の取材で分かった。複数の関係者によると、今月離婚が成立。時間をかけて何度も話し合いを行い、お互いが納得した上で決断したという。

男性とは仕事を通じて出会い、好印象を持ったことで交際を開始。その後、1年3か月の交際期間を経て14年1月に結婚した。16年1月に長女(3)を出産。18年1月には次女(1)が誕生した。

SHELLYは現在、金曜レギュラーを務める日本テレビ系「ヒルナンデス!」(月~金曜・前11時55分)など多数の番組に出演中。男性も制作会社の部長職を務め、複数の担当番組を抱えている。2人をよく知るテレビ関係者は「お互いに多忙。生活時間のズレによって、すれ違いが生じていったのではないか。気を使う部分もあったようです。話し合いの中で、別々の道を歩むことが最良の選択という結論に至りました」と話した。

2人の娘の親権はSHELLYが持つ。この関係者は「一番に考えているのはお子さんたちのこと。子育ての面では、今後もパートナーとして協力していくようです」。互いの家を行き来するなどサポートし合っていくという。

SHELLY、夫への不満ポロリ

2014年1月に結婚し、2児の母となったSHELLYが家庭内の悩みとして「なかなか奴(夫)が尻に敷かれてくれないんですよ」とぼやき「基本的には全部相談している。まだ、諦めてくれないんですよ」と打ち明けた。