ネット広告を制作した会社が、「確認を怠った」などと非を認め、謝罪文を発表。
「来世ちゃん」パクリ広告がYouTubeに
来世ちゃんに内容が酷似した広告動画が、YouTubeで配信された。いつまちゃん氏は、フォロワーの指摘で広告の存在を把握。4月2日にツイッターで、動画は許諾なしに制作・公開されたものだと被害を訴えた。
作漫画やドラマ版と酷似したセリフもあった。また、原作の1コマをトレースしたようなシーンも複数見つかった。
いつまちゃん氏が告発
「パクるだけパクって桃ちゃんぽい人を勝手に太らせてAくんぽい人にこんなセリフ言わせるの凄いムカつく…なんだと思ってるんだ私の作品を」
サイトで代表名義の謝罪文が公開
「この度、弊社の広告代理店事業における漫画広告が集英社様の『来世ではちゃんとします』が酷似しておりましたことをお詫び申し上げます。
当該動画広告はすぐに停止した上で、いつまちゃん様と関係者の皆様に深くお詫びを申し上げます。また、ご報告が遅くなりましたこと、心よりお詫び申し上げます。
今回の責任は弊社にございます。某健康食品の案件をyoutubeにおいて『来世ではちゃんとします』に酷似した動画を2021年4月頭に配信しました。作成の経緯としては私が業務委託のライター様に『来世ではちゃんとします』を参考として提供し、漫画を作成していただきました。
今回の経緯として、業務委託のライターに依頼した漫画および動画の社内確認を怠ったことが問題であり、私に管理不足責任がございます。
意図的に酷似してしまったのは私のディレクション責任であり、人気のあるドラマや漫画から良い点を参考にして作成したとのことですが、意図的に酷似していたことは明らかでした。
弊社としては漫画の確認体制を整えておくべきだったにもかかわらず、最終確認を怠ってしまっていたので今回の事態が発生しました。
最後になりますが、改めて、作家様及びファンの皆様に多大なご不快な思いとご迷惑をおかけしましたことを深くお詫び申し上げます」