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炎上 | 客がアナフィラキシー症状のレストラン「アレルゲン表記は全品中止します」

客がアナフィラキシー症状のレストラン「アレルゲン表記は全品中止します」

ホテル内のレストランでエビが入っていないはずの中華丼を食べたところ、実際はエビが入っており、アナフィラキシー症状が出てしまった。しかしレストラン側は真摯な対応を怠ったとしてインターネット上で炎上していたが、この件に関してレストランが公式コメントを発表した。

この食品事故が発生したのは、「SPA & HOTEL舞浜ユーラシア」のレストラン。メニューにはアレルギー食材の有無が書かれているものの、海老の表記がなかったため、安心して中華丼を注文。しかし実際には海老が使用されており、アナフィラキシー症状が出た。

しかしレストラン側は救急車を呼んだり、応急処置的な対応をしなかったため、客が自力でタクシーで病院に向かったようだ。以下は、客のTwitterコメントである。

・客のTwitterコメント

「浦安のホテルユーラシア5階のレストラン。私はエビカニアレルギーなので、アレルゲン表記を見てメニューを選び、珍しく海老が入ってない中華丼に感動し注文。ところが食べ進めていくと中から海老が!!これは食品事故、アナフィラキシーショックが出るかもしれないと思いレストラン支配人に伝えると」

「貴重な意見をありがとうございます!と。そして笑顔で、中華丼には海老が3匹入っております!!と。把握してるのに表示が無い。他のメニューを見ても明らかに小麦粉や卵等のアレルゲン物質を使っている物にも表記がない。誤表記の状況は極めて悪質で、その重大さを支配人が理解していない」

「ここまでめちゃくちゃなアレルゲン表記なら何も表記しない方が安全なレベル。私は嘔吐や蕁麻疹等のアナフィラキシー症状が出たので自力でタクシー捕まえて救急外来に。支配人に状況説明の為に電話したら、それに対しての対応はすぐに返答できないの一点張りで」

「私の体調を気遣う言葉も無く、治療費すら返ってくるかわからない。挙句の果てには途中で食事を辞めた夫の分の飲食代もしっかり請求されている。。これはもう食品事故としか思えないのだけれど」

「そして、救急外来にかかったと伝える電話の際、月曜日になったら保健所に届けを出して良いかと伝えたら、ご勝手になさってください、と。緊張してこの発言になったのかはわからないけど、ちょっとびっくり」

・ホテルの公式コメント
「この度は、弊ホテルのレストランメニューにアレルゲンの一部表記欠落が有り、お客さまに多大なご迷惑をお掛け致しました事、ここに深くお詫び申し上げます。弊ホテルとしては、このことを真摯に受け止め、次のとおり、対応して参る所存です。今回の経緯は、弊ホテルレストランメニューの『中華丼』におけるアレルゲン表記において、“海老”の表記が漏れておりました。現在、他のメニューも含め、使用している食材の管理等を見直しておりますので、メニューにおけるアレルゲン表記は全品中止いたします。アレルゲン等に関するご質問については、担当者へのお問合せをお願いします。舞浜ユーラシアを日頃からご利用いただいているお客様及び関係者の皆様にも多大なご迷惑とご心配をお掛けしました事を重ねてお詫び申し上げます」