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ゼレンスキー「ありがとう岸田総理!」 | 大学教授「しゃもじじゃなく千羽鶴なら岸田首相の意図したところがちゃんと伝わると思う」

ゼレンスキー「岸田総理大臣から呪術の板を貰った。」

岸田総理から、一枚の木の板を託された。 日本古来の呪術の板のようなもので、そこには必ず勝つと書かれている。 テロリストを止めることができるのは、ただ1つ、我々の勝利だけです。

そして、私たちはそれを確実にする–ウクライナの勝利を 会談とウクライナへの強い支援に感謝します。

ゼレンスキー コメント翻訳

本日、岸田文雄首相と話し合った重要な課題は、安全保障です。私たちは、安全保障協力の拡大に関する対話を継続することに合意した。
我々は、ロシアに対する更なる制裁圧力、ロシアの侵略によって侵害された正義を回復する方法、そして日本の七カ国グループ議長国としての枠組みでの協力について話した。
我々は、ウクライナの復興に日本が関与することに焦点を当てた。

本日の会談の結果、我々は「ウクライナと日本の際立ったグローバル・パートナーシップに関する共同声明」に署名した。
この文書には、私たちが共に守ってきた価値観と、まだ実現されていない私たちの願望の両方が反映されています。

岸田総理から、一枚の木の板を託された。日本古来の呪術の板のようなもので、そこには必ず勝つと書かれている。
テロリストを止めることができるのは、ただ1つ、我々の勝利だけです。そして、私たちはそれを確実にする–ウクライナの勝利を会談とウクライナへの強い支援に感謝します。

大学教授「しゃもじじゃなく千羽鶴」

イット!ではコメンテーターで明治大学文学部教授の齋藤孝さんに話を聞いた。

榎並大二郎キャスター:
国会で追及されていた「必勝しゃもじ」の手土産、斉藤先生はどう見ますか?

明治大学文学部・齋藤孝教授:
微妙ですよね。首相の地元の手土産なんですけれども、「しゃもじ」って贈られた方は、そもそも何の意味なのか分からないし、「必勝」というのは、ちょっと好戦的な感じがしてしまうと思うんですね。
今回は普通の戦争ではなくて、ロシアに一方的に侵略されてきた。その侵略を「排除」するということですから、いわゆる「勝つ」「負ける」というよりは、「排除」というニュアンスで言うと、「必勝」というのは、この文脈からするとズレているのかなと思いますね

榎並大二郎キャスター:
一番大事なのは岸田首相の意図したところが、ちゃんとゼレンスキー大統領に伝わっているかということですね?

明治大学文学部・齋藤孝教授:
そうですよね。千羽鶴なら伝わるなと思いますね