ニュース

神田沙也加 | 松田聖子がNHK紅白出場へ | 松田聖子が紅白出場を辞退 | 神田沙也加さんの「遺書」の中身を発表

松田聖子がNHK紅白出場へ

18日に札幌市内のホテルで急逝した神田沙也加さん(享年35)の母で歌手の松田聖子(59)が、大みそかの「第72回紅白歌合戦」に予定通りに出場する可能性の高いことが23日、分かった。

関係者によると、沙也加さんの死を知った際には、周囲が心配するほど憔悴(しょうすい)し悲嘆に暮れていた。だが、1人娘を荼毘(だび)に付し、最後の別れをしっかりとすることができたことで、現在は「娘のためにもしっかりと歌わないと。娘に恥じないようにしないといけない」と、仕事に前向きな思いを口にしているという。

紅白のステージには沙也加さんとの思い出がつまっている。11年にはテレビでの親子初共演として「上を向いて歩こう」をデュエットし、肩を抱きあい、手を握りあいながら歌唱した。最後にほおを寄せあったほほえましいシーンは多くのファンの記憶に残っている。

22日に行われたNHK放送総局長の定例会見では、担当者が「(聖子さんには)引き続き状況を確認させていただいている」と説明。出場について「聖子さんサイドのお気持ちを最大限尊重していく」と話していた。

松田聖子が紅白出場を辞退

NHKは25日、18日に急死した女優の神田沙也加さん(享年35)の母親で歌手の松田聖子が、大みそかの第72回NHK紅白歌合戦(後7時半)の出場を辞退したと発表した。

同局は紅白の公式サイトで「紅組で出場予定の松田聖子さんは、このたび出場をご辞退されることになりました」とコメントした。

同局の正籬聡(まさがき・さとる)放送総局長は22日の会見で「松田聖子さんの気持ちに添うような形で、丁寧に対応を進めています。気持ちを最大限尊重して対応します。(出場可否や決断のリミットも)協議する中で決めていくと思います」と話していた。

マスコミが神田正輝宅に突撃

この日、父親で俳優の神田正輝(70)の都内の自宅マンションは部屋に明かりがついていたように見えたが、ひっそりとした様子だった。インターホンは「現在対応することができません」と自動音声が流れるようになっていた。

正輝は17年4月、神田さんが結婚した際に報道陣の取材に応じ祝福したり、18年2月に神田さんが書籍を発売した際には「何処(どこ)にいても沙也加を愛している」とメッセージを寄せるなど、聖子との離婚後も良好な関係を続けていた。

35年前と今の神田正輝さん松田聖子さん

松田聖子「申し訳ございません」神田正輝とそろい取材対応 沙也加さん密葬

神田沙也加さんの「遺書」の中身を発表

12月18日、札幌市内のホテルの高層階から転落し、急逝した女優・神田沙也加(享年35)。亡くなる直前、交際相手の男性俳優との間にトラブルがあったことが「週刊文春」の取材でわかった。

沙也加がショックを受けたとされる前山とA子との“関係”とはどのようなものだったのか。そして、ュージカル女優の彼女にとって、受け入れ難かった残酷な知らせ。宿泊していた部屋に残されていた2通の「遺書」。そこに綴られていたメッセージとは――。

12月22日(水)16時配信の「週刊文春 電子版」及び12月23日(木)発売の「週刊文春」では、沙也加が綴った「遺書」の中身、前山が沙也加との交際中にA子に送っていたLINE、その直後に沙也加と前山の間で交わされた“誓約書”、沙也加に届いた残酷な知らせの内容、さらに、沙也加と母・松田聖子の7年間に及ぶ絶縁状態などについて、報じている。

通常窓は大きく開けられないが、コロナ禍で全開できるようになっていた

年の瀬に飛び込んできた衝撃的なニュースに、芸能界が揺れている。12月18日、女優の神田沙也加さんが、宿泊中だった札幌市内のホテルから転落して亡くなった。享年35。彼女は主演ミュージカル「マイ・フェア・レディ」に出演するため札幌を訪れていた。通常時、ホテルの窓は転落防止のため大きく開けない構造になっているが、コロナ禍になってからは、換気を希望する客のため、ストッパーが解除できるようになっていたという。

平時は15センチほどしか開けない窓
騒ぎが起きたのは、12月18日の午後1時ころ。札幌市内のホテルの14階部分にある屋外スペースに倒れている神田さんの姿が見つかった。警察と消防が駆けつけ、意識不明の状態で病院に搬送されたが、午後10時ころに死亡が確認された。彼女は、札幌文化芸術劇場で公演予定だった「マイ・フェア・レディ」に出演するため、劇場近くのホテルの最上階に宿泊していた。

現場のホテルに行ってみると、昨日降った雪がまだうっすらと歩道に残っていた。一帯はオフィス街で日曜日とあって、人通りも少ない。

平時は15センチほどしか開けない窓
騒ぎが起きたのは、12月18日の午後1時ころ。札幌市内のホテルの14階部分にある屋外スペースに倒れている神田さんの姿が見つかった。警察と消防が駆けつけ、意識不明の状態で病院に搬送されたが、午後10時ころに死亡が確認された。彼女は、札幌文化芸術劇場で公演予定だった「マイ・フェア・レディ」に出演するため、劇場近くのホテルの最上階に宿泊していた。

現場のホテルに行ってみると、昨日降った雪がまだうっすらと歩道に残っていた。一帯はオフィス街で日曜日とあって、人通りも少ない

建物は14階までの低層部と15階から22階までの高層部の2段構造になっており、14階部分に屋外スペースがある。上層階のシングルルームに入ってみると、神田さんが転落していたとされる屋外スペースが見下ろせた。雪の上に救出時についたと思われる、人の足跡も確認できる。だが、窓には転落防止用のストッパーが施されており、15センチほどしか開かない。

神田さんが宿泊した部屋は最上階のスイートルームで、ホテルの紹介文には〈大開口の窓からは圧倒的な眺望が広がります〉とあった。ホテル関係者は、「その部屋の窓にも同じようなストッパーがついていました。ただし、コロナ禍になってから換気を希望する宿泊客がいるため、外せるようになっていました。神田さんが窓を破ったわけではありません」。なんらかの理由で、開かれた窓から転落してしまったのだ。