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ウーマナイザー | 熊田曜子の夫の暴行罪問う裁判が結審

熊田曜子の夫の暴行罪問う裁判が結審

熊田曜子への暴行罪に問われた会社経営者の夫の第4回公判が、東京地裁で開かれ、検察側は被告に罰金20万円を求刑した。

暴行罪を問う裁判で被告が疑った妻の不貞については審議されず、被告は「失礼ながら(裁判を)やる意味あったのか、というのが率直な感想」と述べた。

起訴状などによると、酒に酔った被告は5月18日午前0時すぎに熊田の顔を手のひらで殴って、臀部(でんぶ)を蹴ったという。

第2回公判では熊田が証人として出廷し、事件時の音声データが公開された。検察は論告で熊田の証言が証拠と整合していると主張した。また、被告について「真摯(しんし)に向き合う態度が見られず、争点をぼかすなど反省の情が見られない」と暴行罪で罰金20万円に相当するとした。一方、弁護側は初公判から変わらず無罪を主張した。

妻の不貞に対する質問

裁判官から最後に思いを聞かれた被告は「検察の2度の取り調べでは妻の不貞に対する質問もあった。(裁判では不貞は)審議されず、関係なかったようにされるのは疑問を感じる」と不満を口にした。また、「不貞を明らかにしたかったわけでなく、妻がなぜうそをついたのか客観的に評価してほしかった」と感想を述べた。

そして、「3人の娘のためにやってないことを認めるわけにはいきません。フェアな判断をお願いします」と結んだ。この日で結審し、判決は23日に言い渡される。また、夫婦は離婚協議中で、夫は熊田らに対して計880万円の慰謝料を求める民事裁判を起こしている。