井上尚弥の統一戦に「追い風」
ボクシングWBAスーパー、IBF世界バンタム級王者井上尚弥の22年スポンサー料が総額10億円に到達する見通しであることが分かった。
防衛成功し、無傷の顔で一夜明け会見に臨んだWBAスーパー、IBF世界バンタム級王者井上尚弥 14日に東京・両国国技館でIBF世界同級5位アラン・ディパエンを8回TKOで撃破後、国内外の大手企業6~7社からスポンサー契約のオファーが届いた。
現在の契約と合わせると破格の計10億円に届きそうな勢いだという。
好条件のスポンサー契約オファーが届いたことが判明
井上は防衛成功から一夜明けた同日、横浜市の所属ジムで記者会見した。
2年1カ月ぶりの国内世界戦で8回TKO勝利を挙げた井上のもとに、好条件のスポンサー契約オファーが届いたことが判明した。スポンサー担当者のもとには国内外の大手企業6~7社から申し込みが入ったという。井上は既に今回の防衛戦を有料のペイ・パー・ビュー(PPV)生配信したひかりTVを運営するNTTぷららとメインスポンサー契約を締結。
トレーニング機器SIX PAD、エステティックTBCと合わせ、トランクスには計3社の企業名がある。 担当者によると、来年にはさらに1社増え、現在2社と契約を結ぶ公式スポンサーも増える見通しだという。井上のスポンサーはすべて年間契約で、来年3月ごろが更新時期。
すべてのオファーをお受けすると10億円に到達する見込み
担当者は「すべてのオファーをお受けすると10億円に到達する見込み」と説明。今後、オファーのあった企業と交渉に入るとし「来春の統一戦に向けて井上のブランディングを含めて、話し合いをしていきます」と明かした。
会見で井上は「試合間隔を空けずに試合ができた。来春の試合に向けていければ」と意欲満々。来年4月、首都圏のアリーナ級会場で予定される3団体統一戦に向け、年間スポンサー総額が10億円に到達すれば、大きな「追い風」となりそうだ。