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セーラームーンと仏陀を組み合わせたコスプレに仏教界激怒

セーラームーンと仏陀を組み合わせたコスプレ

上半身が仏陀(ぶっだ)、下半身がセーラームーンの姿のコスプレをするナタチャイさん(フェイスブックより・時事)

【バンコク時事】国民の9割以上が仏教徒のタイで、人気ブロガーが仏陀(ぶっだ)とアニメ「美少女戦士セーラームーン」を組み合わせたコスプレを披露し、仏教界などから「宗教に対する冒涜(ぼうとく)だ」と批判を浴びている。

ブロガーのナタチャイ・ラートウォラポンさん(30)は10月末、上半身に僧侶のけさ、下半身にハスの花をあしらったセーラームーン風の衣装をまとい、写真をインターネット交流サイト(SNS)に投稿した。

下院宗教委員会は、僧侶に扮(ふん)することを禁じた刑法や、混乱を招く投稿を規制するコンピューター犯罪法に違反した疑いがあると判断。法的手続きを進めるよう警察に求めた。

ナタチャイさんは「宗教への関心を高めたいだけ。ちゃかす意図はない」と話している。タイでは2019年、首から下がウルトラマンの姿をしている仏陀の絵を描いた女子大学生が「不謹慎」と非難され、謝罪に追い込まれた。

2019年に批判を浴びた「ウルトラマンブッダ」

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