アニメ・漫画ニュース

映画プロデューサー「『鬼滅』や『エヴァ』のせいでアニメ映画のせいで実写映画が排除された。『鬼滅』や『エヴァ』は映画館を危機に陥れた」」

映画プロデューサー「『鬼滅』や『エヴァ』のせいでアニメ映画のせいで実写映画が排除された。」

政権に斬り込む『パンケーキを毒見する』河村光庸Pインタビュー「『鬼滅』や『エヴァ』は映画館を救わなかった」

シネコンはご承知のように、アニメに席巻されています。よく、コロナ禍で『鬼滅の刃』が映画業界を救ったと言われますが、私は実写映画に関わる人たちや小さい映画を、あのアニメ映画が排除したと思っています。

 

「大ヒットした『鬼滅』や『エヴァ』は逆に映画館を危機に陥れた」

学生たちに、「じつは『鬼滅の刃』や『エヴァンゲリオン』は、ある一定の映画館と映画会社しか儲からなかった。小さな映画を作っている人たちや実写の人たちは、みんなアニメ映画のおかげで排除されたんだから、逆に映画館を危機に陥れたことになるんだ」という話をすると、皆びっくりするわけです。もちろん映画としては否定しないし、娯楽映画として素晴らしいと思うのですが、製作者としてはやっぱり辛かった。そうした映画の多様性についても話をしながら、シネコンで公開することになったんです。

プロデューサー 河村光庸氏の作品

プラトニック・セックス(2001年)企画協力
水の女(2002年)製作
かぞくのくに(2012年)企画/エグゼクティブプロデューサー
二重生活(2016年)エグゼクティブプロデューサー
あゝ、荒野 前編(2017年)企画/製作
あゝ、荒野 後編(2017年)企画/製作
愛しのアイリーン(2018年)企画/製作/エグゼクティブプロデューサー
潤一(2019年)エグゼクティブプロデューサー
新聞記者(2019年)原案/企画/製作/エグゼクティブプロデューサー
宮本から君へ(2019年)エグゼクティブプロデューサー
i-新聞記者ドキュメント-(2019年)企画/製作/エグゼクティブプロデューサー
MOTHER マザー(2020年)プロデューサー
泣く子はいねぇが(2020年)エグゼクティブプロデューサー
ヤクザと家族 The Family(2021年)企画/製作/エグゼクティブプロデューサー
茜色に焼かれる(2021年)ゼネラルプロデューサー
パンケーキを毒見する(2021年)企画/製作/エグゼクティブプロデューサー
空白(2021年)企画/製作/エグゼクティブプロデューサー

まとめ

他の映画のせいにするのではなく、みんなが見たくなるような作品を自分で作る努力をすることが必要なのではないでしょうか。