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スタンド・バイ・ミードラえもん2 | ライムスター 宇多丸が大酷評「救い難い駄作中の駄作」

スタンド・バイ・ミードラえもん2を宇多丸が大酷評「救い難い駄作中の駄作」

ライムスター宇多丸がパーソナリティーを務めるTBSラジオ『アフターシックスジャンクション』内のコーナー「週刊映画時評ムービーウォッチメン」で『STAND BY ME ドラえもん2』を批評。「蛇足にして駄作中の駄作」とまでこき下ろした。

「作り手としての志が二次創作っぽい人」

宇多丸はこの映画の脚本を担当した山崎貴について「作り手としての志が二次創作っぽい人」で「良く言えば原作に対して山崎貴流の解釈というのを毎回している」と評し、「彼が美談として提示するものに、割とはっきりとした倫理的違和感を抱くことが多い。ユアストーリーでは、それが多くの人に共有された。

否定的な意見が巻き起こった2019年公開『ドラゴンクエストユア・ストーリー』

「お話としてもキャラクターとしても文字どおり本当、なかなかここまで言うことないんですけど。本当にどうしようもない作品になってしまった、とまずは言わせて頂きます」と、のっけから大酷評するとその後も、序盤に不自然なことが起こって、その後それがなんであったのか明かされるのは伏線回収とは言わない、ギャグになっていない普通につまんない、愚鈍な展開、何かが起こるのとそのリアクションの間にいちいちワンクッションあるのがうざい、などなどと聞いていると清々しくなるくらいボロクソに言いさらに、「すいません、映画館でマナー違反なんですけど大きめの舌打ちが始まってしまいました」と、とにかく見るに堪えがたい映画だったようだ。