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鬼滅の刃 | 保護者「残虐なシーンのあるアニメは子どもに悪いアニメだ」「映画は泣けたと聞いたのは大人からだけ」

鬼滅の刃 | 「残虐なシーンのあるアニメは子どもに悪いアニメだ」

アニメ映画が記録的な興行収入となっている人気漫画「鬼滅(きめつ)の刃(やいば)」。
幅広い世代を魅了している一方で、鬼の首をはねるなど過激な描写があり、子どもに見せるのをためらう保護者もいる。
子どもへの影響を懸念する保護者からは
「こんなに過激な作品が低年齢で流行している世の中が怖い」
「悪者には首を切り落とすような残酷な仕打ちをしてもいいとの考えを持たないか少し心配」
「面白いアニメだけど、過激な場面がもう少しソフトになればいい」といった声が寄せられた。

『すごく良かった』『映画は泣けた』と聞いたのは大人からだけ。

また、「『すごく良かった』『映画は泣けた』と聞いたのは大人からだけ。子どもがストーリーについて話しているのは聞いたことがなく、家族愛や仲間との絆というテーマは、本当に伝わってるだろうか」との意見もあった。

「鬼にも悲しいドラマがあり、一緒に感想を言える良いアニメ」

一方、アニメを見せている保護者からは
「鬼にも悲しいドラマがあり、一緒に感想を言える良いアニメ」
「戦えば傷つき、時には死ぬ。それをオブラートに包んできれい事にしてしまう方が危険。命の大切さや優しさ、暴力の問題を親子で話し合う機会になった」
「娘も私も家族愛を感じるシーンで涙した。そんなに心配することはない」などとつづった。

『残虐なシーンのあるアニメは子どもに悪いアニメだ』

このほか、アニメファンという徳島市の50代女性は「そもそも深夜帯に放送していた作品で、小学生以下向けに作られていない。これだけ子どもに人気が出たのは、動画配信サイトでいつでも視聴できる環境にあるからだ」と指摘。
その上で「『残虐なシーンのあるアニメは子どもに悪いアニメだ』と、作品が悪いと言わんばかりの意見には異議を唱えたい。見せるかどうかをきちんと選別、助言、指導できない親サイドの問題だ」と強調した。