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スクール水着の生地を活用したマスクを販売

スクール水着の生地を活用したマスクを販売

学校体育衣料企画製造販売のギャレックス(本社福井県越前市)は、水着の生地を活用して新型コロナウイルス対策のマスク代わりに使えるフェースガードを生産し、県内の保育園や介護福祉施設の職員向けに無償提供している。ソフトな肌触りで速乾性があり、洗って繰り返し使える。

スクール水着に使うポリエステルとポリウレタンの生地を採用。ひもは半袖シャツの肩部分の素材で代用した。抗菌・防臭機能があるなどの2タイプを製造。4月中旬からこれまでに、取引などで縁のある施設11カ所に対し、職員1人につき2枚分の計約1700枚を提供した。

同社の担当者は「子どもや高齢者を預かる人たちが、市民が安心して働ける環境をつくってくれている。日々奮闘されている皆さんに役立ててほしい」と話している。