ゲーム代行業の男がコロナ感染と嘘をつき逮捕
神奈川県警戸部署は8日、「新型コロナウイルスに感染した疑いで隔離された」とウソを言い、警察の業務を妨害したとして、横浜市西区の自称ゲーム代行業の男(25)を軽犯罪法違反の疑いで書類送検した。
男は家賃16万円を滞納しており、マンション管理会社が「連絡がつかないので安否確認に立ち会ってほしい」と警察に相談していた。
男は「検査技師として働いている病院で院内感染があり、隔離されていた」などとウソの説明
男の自宅を訪問。すると男は「検査技師として働いている病院で院内感染があり、隔離されていた」などとウソの説明をした。
戸部署によると、感染拡大の防止措置として、自宅を訪問した巡査は隔離。勤務先の野毛山公園交番を消毒し、防護服を着た署員を交番に派遣した。男には警察の業務を妨害した疑いがある。
男の収入源は、ゲームをプレーし進めて、レベルアップさせたものをフリマアプリで販売
男の過去の収入源は、ゲームをプレーし進めて、レベルアップさせたものをフリマアプリで販売するというものだった。
調べに男は「外出自粛でゲームをする人が増えて、3月ごろから仕事が減った」と供述。毎月10万~15万円あった収入がなくなり「金がなくて家賃が払えなかった」「世間がコロナで大騒ぎになっているのを利用した」と話している。