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京アニ放火殺人 | 青葉真司「どうせ死刑になる」計画的であることを供述

青葉真司「どうせ死刑になる」

京都市伏見区で7月に起きた「京都アニメーション」放火殺人事件で、京都府警が、全身やけどで入院中の青葉真司容疑者(41)(殺人容疑などで逮捕状)から事情聴取していたことが、捜査関係者への取材でわかった。青葉容疑者は「どうせ死刑になる」などと話したという。

これまでに青葉容疑者は、徐々に回復していたが、8日、京都府警が病室で初めて1時間にわたり事情聴取を行ったことがわかった。

青葉容疑者は淡々と捜査員の質問に答え、容疑を認めたうえで、「どうせ死刑になる」などと話していたという。

青葉真司「多くの人が働いてる第一スタジオを狙った」計画的であることを供述

アニメ制作会社「京都アニメーション」第1スタジオ(京都市伏見区)の放火殺人事件で、殺人などの容疑で逮捕状が出ている青葉真司容疑者(41)が、京都府警の任意の事情聴取に「いちばん多くの人が働いている第1スタジオを狙った。多くの負傷者を出せそうだと思ったから」と供述したことが9日、捜査関係者への取材で分かった。

捜査関係者によると、青葉容疑者は事件当日、ハンマーや複数の包丁を所持。包丁は「犯行を邪魔する人がいたら襲うつもりだった」とし、ハンマーについても「ドアが閉まっていたらガラスを割って中に入ろうとした」と説明した。

病室で淡々と聴取に応じた青葉容疑者は「道に外れることをしてしまった」と反省とも受け取れる言葉を口にし「(治療を担当した)病院のスタッフに感謝している」と述べた。埼玉から京都へ新幹線で来る際には既に殺意を持っていたとし、大筋で容疑を認めて「どうせ死刑になる」とも話した。「小説を京アニに盗まれた」とも供述した。