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漫画村 | 関与の男が起訴内容を認める

起訴内容を認める

違法にアップロードされた漫画を無料で閲覧できる海賊版サイト「漫画村」に、人気漫画「ワンピース」などの画像を載せたとして、著作権法違反罪に問われた藤崎孝太(26)、伊藤志穂(24)両被告の初公判が9日、福岡地裁(足立勉裁判長)であった。

藤崎被告は起訴内容を認めた一方、伊藤被告は「やっていない」と無罪を主張した。
「漫画村」をめぐっては、サイト運営を主導していた星野路実容疑者(27)がフィリピンで身柄を拘束されている。日本に送還され次第、福岡県警が逮捕する方針で、被害総額が数千億円に上るともいわれる一連の事件の全容解明を進める。

初公判の冒頭陳述で検察側は、当時交際し同居していた藤崎、伊藤両被告は、星野容疑者らの指示でサイトの更新作業を行っていたと説明。「伊藤被告が報酬を受け取り、両被告の生活費にしていた」と指摘した。

「漫画村」関与の37歳男逮捕

海賊版サイト「漫画村」著作権法違反事件で、福岡県警などは10日、人気漫画「ワンピース」の画像を無断でアップロードしたとして、同法違反容疑で住所不定無職の安達亙容疑者(37)を逮捕した。

漫画村 関与の男女逮捕

海賊版サイト「漫画村」に、漫画「ワンピース」の画像をアップロードしたとして、福岡県警は10日、著作権法違反容疑で藤崎孝太、伊藤志穂両容疑者を逮捕した。

逮捕容疑は2017年5月29日ごろ、「ワンピース 866話」の画像を「漫画村」にアップロードして一般が閲覧できるようにし、出版元の集英社の出版権を侵害した疑い。
県警によると、8月上旬に安達容疑者とみられる人物から「出頭したい」と連絡があった。10日、同容疑者がフィリピンから福岡空港に帰国したところを逮捕した。

「漫画村」運営者に逮捕状

違法にコピーした漫画を無料で閲覧できる海賊版サイト「漫画村」を運営していたとして、福岡県警などが著作権法違反の疑いで、男(27)の逮捕状を取ったことが10日、捜査関係者への取材で分かった。男はフィリピンで身柄を拘束されており、日本に送還され次第、逮捕する方針。

県警などは、男がサイト運営の中心的人物で、それ以外にも関与した人物が複数いるとみて実態を詳しく調べる。

漫画村は膨大な数の単行本などを無料で閲覧でき、主に広告料収入で運営されていたとみられる。社団法人「コンテンツ海外流通促進機構」の調査によると、2017年9月からの半年間で、約6億2000万件のアクセスがあった。
漫画村をめぐっては政府が昨年4月、他の2サイトと共に、著作権法違反の悪質な事例として明示。サイトへの接続を自主的に遮断するようインターネット接続業者に要請し、サイトは閉鎖されていた。